気晴らしに絵程いいものはない。
未だやったことがなければ、
是非一度試して御覧、
私を嘲笑する前に。
そして、しくじったところで
大した損害でもなかろう。
絵を描きだせば上手も下手もない。
第一、頭の中に何事もなくなる。
やって御覧、是非一度、死なないうちに。
チャーチル会は、元英国宰相チャーチル卿の言葉に共感し、絵を描く事を楽しんでいる日曜画家の集まりです。 チャーチル会東京を長姉とし全国に40の姉妹会(2022.1.1現在)があります。 |
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![]() チャーチル会は戦後間もない1949年(昭和24年)に、東京新橋の小さな喫茶店に集っていた多彩な文化人達の中で英国宰相サー・ウィンストン・チャーチルのエッセイを読んで「絵でも始めようか」という呼びかけでスタートした日曜画家の集まりです。 その後各地にチャーチル会が設立され、今では40の姉妹会が出来、楽しく絵を描き親睦を深めています。 創立会員には石川滋彦、宇野重吉、高峰秀子、長門美保、藤浦洸、森雅之、横山隆一、杉浦幸雄の諸氏が居ました。 |
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![]() 1952年(昭和27年) 天下の美男美女、チャーチル会京都の長谷川 一夫、山本富士子の両氏が岡山市の中心地にあったインドカレーの美味しいレストラン「中央グリル」を訪れ、マスターの高旗稔さんとの四方山話の間に、チャーチル会の事が話題に上り、チャーチル会に魅力を感じた高旗さんは、岡山にもチャーチル会を創ろうと決心されました。 そして後日、チャーチル会京都の林氏とチャーチル会防府の鰐石氏のお世話で1953年7月に、全国第11番目の「チャーチル会岡山」が誕生し現在に至っています。 来年2023年は創立70周年になります。 ![]()
(チャーチル会岡山創立30年記念誌より抜粋) チャーチル会岡山の発会式は、初代幹事長高旗稔氏の尽力により、ホテル後楽の大広間で、三木岡山県知事を筆頭に、37人のメンバーで行なわれました。 絵を描くことが好きという同士の心のふれあいは、喧噪混迷の戦後を立ち直る上、こよなく力強く温かい精神的な活力を呼び覚まし、隣接のクラブ員との交流も、豊かな糧となり、キャンバスの世界が広がり、心眼も又多彩となりました。
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